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​​これまでの経緯

突如、浮上してきた今回の石垣島初のポンツーン事業。

そもそもなぜこのような事が起こったのか。

数年前からJTB沖縄担当者は何度も来島し、石垣市役所、八重山漁協(以下漁協)にこの事業の提案を行っていたそうです。(その前に竹富島に相談に行き断られている)

その際、八重山ダイビング協会(以下YDA)会長も何度か同席。

ですがこの事実はYDA理事を含めた会員誰も知らされていなかった。

6月28日の新聞記事により漁協の総会で賛成多数で承認される数週間前。

YDAの臨時総会でこのポンツーン事業が漁協で審議され承認される予定だとの報告がYDA会長より発表されます。

その際の資料には理事の誰もが見たことも聞いた事もない事業計画書にYDAの記載がある事に驚愕。

事業における安全運営をYDAが主体で行う〜等の文言が記載されていた。

事業自体はJTBが主体で漁協の承認のもと運営していく予定。

そもそもこのポンツーン設置予定場所である大崎海岸は、ダイビング、シュノーケルのポイントであり、YDAが漁協に漁船が入らないようにお願いをして、マリンショップ船を係留しダイビングを行うポイントでありコブシメの産卵場所、海亀の住処でマンタが回遊したり珊瑚礁もある場所です。

そんな場所にYDAがポンツーン設置など賛成するわけがなく、理事含めた会員が誰も事実を知らなかった事からもYDA会長の独断であったという事は容易に想像がつきます。

理事は早急に担当者を含め事実確認の為、再度説明を求めます。

後日、JTB担当者がYDA臨時総会に出席し説明をしますが理事が賛成するわけもなく。

担当者は驚いたようです。

ちなみにJTB担当者と理事たちに一切の面識はない。

担当者は何度も港湾課や漁協に交渉に行く際に、YDA会長も同伴していた事からこの事業に対してYDA全体の情報共有と承認がなされていると思っていたようです。

そしてYDA会長より、漁協が承認すればYDAは逆らわないとの話から漁協への交渉に本腰を入れます。

事業の交渉初期より石垣市長、石垣市水産課は前向きな姿勢を示しており、この時点で石垣市はYDA理事会の承認を取った上でこの事業案の相談に来ていると勘違いをしていた可能性がある。

補足として事業計画書のYDA記載は、YDA会長に了承済みだとの担当者談あり。

YDA理事会は全員一致で反対。

石垣市水産課、漁協に対して白紙撤回、規模縮小もしくは場所移転の嘆願書を提出しましたが、JTBだけは

「ここまで時間を掛けて計画を進めて来たのに、白紙撤回は受け取る事はできない」

拒否されたようです。

そして6月月末、漁協総会にてJTB主導の国内初ポンツーン事業が賛成多数で可決される事となります。

この事業に環境破壊、汚染のリスク検証はまだされておらずこれからの予定。

そして未だ該当海域に接する崎枝地区の住民にすら説明はなく、もちろん市民への事前説明会は行われていない。

ここまでがこの騒動の事実です。

JTB沖縄は観光収入が入り、

漁協はJTB沖縄より海面利用費が入り、

YDAはアクティビティ請負の収益、

そこに環境への配慮も島民への配慮もありません。​


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